鏡を見て白髪の存在に気づいてしまったとき、ついつい抜いてしまう方も多いのではないでしょうか。白髪を抜くという動作は、道具も使わずすぐできるのでとても手軽ですよね。
ですが、白髪を抜くことはデメリットが多いどころかメリットはほとんどないのでおすすめしません。というより抜くのはやめて頂きたいです。
白髪を抜くことにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリットやデメリットについて詳しくご説明します。ついつい白髪を抜いてしまうという方、よければ参考にしてみてください。
白髪を抜くメリットはあまりない
白髪を抜くメリットは、正直なところほとんどありません。しいて言えばすぐ白髪をなくせること、くらいでしょうか。
まだ白髪が数本しか生えていない場合、すぐなくしてしまいたいためついつい抜きたくなってしまうと思います。そういうときは、ぜひはさみで根元から白髪を切ってください。
抜くのと切るのでは、毛根が受けるダメージがまったく違います。もちろん白髪を抜く方がダメージは大きいです。
そして双方を比べた場合、再び毛穴から髪が生えてくるのははさみで切ったときの方が圧倒的に早いです。抜き続けると最悪の場合二度とその毛根から髪が生えてこなくなってくることもあるので、抜くべきではありません。一生その毛根から髪が生えてこなくなるのは嫌ですよね。
白髪を抜くと毛根が少なからずダメージを受けます。毛根がダメージを受け続けると結果的に髪が生えてこなくなる可能性もあるので、白髪を処理するときははさみで切ってください。
白髪を抜くデメリット
反対に白髪を抜くデメリットはたくさんあります。デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
デメリットをいくつか挙げて理由をご説明します。
毛根を傷つけてしまう
無理やり白髪を抜いてしまうと毛根が傷つき形が変わってしまうことがあります。白髪を抜き続けるとその確率は格段に上がってしまいます。なので白髪は抜くべきではありません。
まだまだこれからも髪は生えてくるはずなので、髪はもちろん髪が生えてくる毛根こそ大事にしましょう。
毛が生えてこなくなる可能性がある
白髪を抜いて毛根を傷つけてしまうと、毛根が機能しなくなり毛が生えてこなくなる可能性もあります。
たとえ次に生えてくる髪が白髪であってもきっと生えてこないよりはいいと思いませんか?ですので、今生えている白髪は抜かずに切るようにしてください。
次生えてくる毛が縮れてしまう可能性がある
白髪を無理やり抜いてしまうと、毛根が変形してしまうことがあります。抜き続けているとなおさらその危険性は高まります。
毛根の形が変わってしまうと、新しく生えてくる髪がチリチリになってしまう恐れがあるのです。白髪でチリチリなのは余計嫌ですよね。いくら生活習慣を整えて黒髪が生えてくるようになってもチリチリの黒髪も少し避けたいところです。
今後もまっすぐな髪が生えてきてほしいのであれば抜くのは控えるべきです。
抜いてもまた白髪が生えてくる
一度白髪が生えてくると、次に新しく生えてくる髪も白髪である確率はかなり高いです。
食生活の改善やストレス解消で黒髪が生えてくる可能性もありますが、基本的には白髪が生えてくると考えていいと思います。
ですので、無理に今生えてくる白髪をなくす必要はないです。どうしても気になるようであれば抜かずに必ずはさみで切ってください。
関係ない元気な黒髪まで抜いてしまう可能性がある
白髪を見つけて処理したとき、一緒に近くに生えている健康な黒髪まで抜いてしまったことはありませんか?
せっかく元気に生えていたのに間違って抜いてしまうのはかなりもったいないです。健康な髪が生えてきていた毛根まで傷つけてしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。
何度もお伝えしていますが、白髪が気になったら切ってください。たとえ間違えて近くに生えている黒髪を一緒に切ってしまっても、ほぼ問題なくまた黒髪が生えてくるのでそちらの方がいいです。
痛い
なにより抜くのは痛いです。その痛みが癖になってしまっている方もいるかと思いますができれば慣れてほしくないです。
根元からはさみで切ってしまった方が痛みもなく頭皮にも悪影響を及ぼすこともないので、今後のためにもよいです。
白髪を抜くメリット・デメリットまとめ
いかがでしたでしょうか。
白髪を無理に抜くメリットよりデメリットの方が多いことがおわかりいただけたと思います。
白髪を見つけたら、すぐに抜いてなくしてしまいたくなる気持ちを抑えて、はさみで根元から切るか白髪染めで染めてしまいましょう。
白髪を抜くメリットはほとんどなく、抜き続けると最終的に髪が生えてこなくなってしまう可能性まであるのです。
髪と頭皮をいたわる行動を取ることで白髪を減らせる近道となるので、ぜひ日々の生活を見直してみてください。
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